何もかも嫌だよ。
この世の果て
道行く人は知らぬ顔
つまづいて支え無しに倒れても傷を舐めるのは
わたし自身で
血塗られた世界 見えない情熱
焼き焦がした心の隙間
その灰で空に飛び散る刹那の時間を
わたしはわたしで誰にもなれないこと
ただ泣き崩れてひたすら我武者羅に生きてきた証
とめどなく流れ落ちる黒い涙は過去の思い出と決別した私がいて
もう誰にも邪魔されない孤高の存在であり続けるしか意義を見出せない
愛情の欠片さえ持てないわたしは掌の水を分け与えることもできないまま
悪戯に時間だけが過ぎて行き
眠りに落ちる頃 悪魔に魂を売り渡している