人造人間

海外では自分の手の甲にICチップを埋め込んでそれをセキュリティコードにするらしい。

扉の前で手をかざせば指紋認証のように読み取り、開く仕組みなんだとか。

同じようにペットの首にGPSを埋め込み、迷子になった犬や猫が飼い主の元に戻れるようにするためだそうだ。

 

これらの話を聞いた時は自分が生きている間に、まさかSFのような世界が現実になるとは想像できなかった。

近い将来、人間かロボットかの区別がつかなくなるのではないか。

異物を体内に入れるということは拒絶反応で副作用も出るのだから、賛否両論あるだろう。

しかし、これは美容整形と何ら変わらないのではないだろうか。

わたしが生きている間はわからないが、そのうち自分の体を機械のように好きにカスタマイズして環境の変化により対応できるような高度な物に仕上がっていくだろう。

もはやドラえもんの世界である。

わたしがもし、カスタマイズするのなら感情や神経の伝達回路を全て無効にするようプログラムするだろう。

喜怒哀楽もなければ痛みも知らない人間…いやロボットかな?